「ライフ・イズ・ビューティフル」をみた。 何人かの友人に、いいよ!って聞かされていたので、見てみるかなぁ〜と思って。 いろんな感想を持った。何から書こうか。 話の筋は、だいたい知ってた。だから、明るすぎるタッチの前半は、 はらはらドキドキ、というか、いたたまれない気持ちで見てた。 私の持論に、映画というのは、すてきなヒロインを観客に見せるための 方便である、というのがある。ストーリーも、男優も、音楽も、演出も なにもかも、うつくしいヒロインを、より魅力的に見せるための、手段に すぎないのだ、という……。 もちろん、こんな考えが極論すぎることも知ってる。 私のこの持論からすると、ヒロインが魅力的に感じられない映画の場合 とたんに見る気が失せちゃうというのがある。この映画のヒロイン、 悪いけど、私のタイプじゃない。(笑) おばさんくさくて。 なんでも彼女、監督&脚本&主演の彼(ロバルト・ベニーニ)の、 ホントの嫁さんだとか。 ……すげえなぁ。 ショウペンハウワーの念じれば必ずかなう、っていうのが、私は好きかな。 あの、手をもじゃもじゃさせながらの……。 強制収容所での生活を息子に「ゲーム」だと言い聞かせて、辛い生活を 楽しく過ごそうとした、パパの愛情も、もちろんぐっとくるけど。 いくつか、名作のパロディなのかな?っていうところもあった。 映画をほとんど見ていない、私でさえ、そう思うんだから、映画好きの人が 見たら、あ、ここも、あそこも、ってなるんだろうな。 強制収容所での、最初のほう、通訳の場面。あの堂々としっぷり?が チャップリンの独裁者の最後の場面に、少し似てたかな。あとは、 姫が水たまりを踏まないように、赤いじゅうたんを敷いてエスコートする シーン、あれはローマの休日に出てきたのかな? ……見てないので分からん。 あと、超豪華な、彼女の自宅の前で、すこし話すシーン。いいよね。帽子のネタ とか、小ワザを効かせてあって。 ところで、「ライフ・イズ・ビューティフル」というタイトルは、 どんなもんなんだろう。誰がつけたの?この邦題? 原題は「LA VITA E BELLA」。 これはどういう意味なんだろう? 直訳なのかなぁ。。。 いまgooとかでいろいろさがしてみました。 VITAはLIFE、BELLAはbeautifulみたい、かな。 そっか。もともと「ライフ・イズ・ビューティフル」だったのか。 作者が付けた名前だったらば、そのまま受け取るしかないよね。 あ、いえ、なんとなく、作品の内容とタイトルが、若干合ってないような 気がしたから……。日本語にしたタイトルのイメージからすると、もっと どっぱ〜〜〜ん、って「人生はすばらしいぜ!!!」っていうメッセージを 表に出した、「感動超大作物」(ちょっと私が苦手な)かな、って、かなり 警戒してたもんで……。“涙を流させる”ことを目的とした映画なんて、 見たくないよ。悪いけど。 私、ネが真面目なもので、映画とかを見て、駄作だったときって、すごく 大きなダメージを受けるのね。私の貴重な時間の損失だぁ、って。 だから、ビデオとかを借りるときも、ものすごく慎重になる。つまらない ビデオは、最後まで見るの、死ぬほどつらいし。すぐに消したくなっちゃう。 借りるときの条件?としては、信頼してる友人が、これイイから見てみ、って いうのが一番。あとは、タイトルの印象というのが、大きいよね。パッケージ には、いいことしか書いてないしさ。 いろいろ書きましたが、ライフ・イズ・ビューティフルは、いい映画でした。 関係者の皆様、ありがとうございました。いつかまた見ることも、あるでしょう。 (2001.03.14)